乳がんとは

健康の維持と病気の克服

乳がんというのは、主に女性が多くかかる病です。大人の女性の乳房というのは、乳腺が、乳頭を中心に放射状に15個から20個ほど並んでいます。乳腺は、細かくわかれて、乳管で繋がっています。乳がんのほとんどは、この乳管から発祥します。30歳代から増加を始め、50歳前後が最もピークを迎えると呼ばれています。あらわれる症状としては、乳房にしこりができてきます。全てのしこりが癌とは限りませんが、しこりを見つけた場合は早急に検査をされることをオススメします。また、乳房にえくぼのようなくぼみができたり、皮膚が赤くはれたりする場合もあります。その他には、リンパ液の流れがせきとめられて、腕がむくんだり、しびれたりする場合もあります。

乳がんのがん細胞は、比較的小さい時期から乳腺の組織にこぼれ落ちるため、リンパ等にのって転移する可能性も多くあります。転移のない乳がんの症状の場合は、がん細胞を取り除く手術を行って治療します。このような外科手術や、放射線療法、薬物療法が治療症状として行われています。外科手術では乳房を切除する場合や、しこりのみを切除する場合がありますが、最近は再建も保険がきく部分もあり、アフターケアもふくめた治療が進んできつつあります。放射線を当ててがん細胞を死滅させる方法や、抗がん剤治療、ホルモン療法と呼ばれる治療もさかんに行われています。生存率も高い癌ですので、早期発見が大切です。

もし乳がんになってしまった方にしまったら、その際に知ってもらいたいこととしてつらさを和らげる一つの選択肢として、従来の医学的な治療にプラスして補足的に取り入れる「代替医療(補完代替療法)」の存在です。代替医療とは、乳がん治療と同時に、または手術後に、治療の副作用やストレスを軽減するための次の4つの方法です。アプリメント服用などの「健康補助食品」、「漢方」、「鍼灸」、「気功・ヨガ」、後半の3つは東洋医学ですね。代替医療の目的は、がん細胞そのものを治すことではなく、副作用やストレスの軽減です。上手に利用しながら、治療中・治療後の生活の質を高めていきたいですね。

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