顔が上手く動かない?もしかしたら、顔面神経麻痺かもしれません

健康の維持と病気の克服

「起きたら顔が非対称になっていた」、「目を完全に閉じることができない」という症状があった場合は、すぐに病院へ行きましょう。その症状は、「顔面神経麻痺」の可能性があります。「良くなるかもしれないから、取り敢えず様子を見よう」とすぐに病院へ行かないと、後遺症が残る可能性があります。

顔が上手く動かせなくなる「顔面神経麻痺」とは

顔面神経麻痺は顔面の筋肉を動かすための神経に何らかの障害が起き、麻痺が生じてしまう病気です。脳梗塞や脳腫瘍が原因で起こるものと、ウイルスが原因で発症するものに分けられます。原因の大半がウイルスが原因によるものです。それでは、顔面神経麻痺の主な症状を紹介します。

【顔面神経麻痺の症状】

・顔が非対称になる

・目が閉じられない

・口が上手く動かせない、閉じられない

・額のしわが無くなる

上記の症状があれば、顔面神経麻痺の可能性が高いです。また、その症状が現れる前に以下のような症状はありませんでしたか?顔面神経麻痺には前兆が現れることがあります。

【顔面神経麻痺の前兆】

・耳の痛み

・後頭部の鈍痛

・めまい

・顔の片側の違和感

・片目の閉じにくさ

これらが顔面神経麻痺の前兆です。思い当たる項目はありませんでしたか?当てはまるものがあれば、すぐに病院に罹りましょう。

顔面神経麻痺になったら自分でできること

病院では、ステロイド剤や抗ウイルス薬の投与などの治療を行います。重症の場合は表情再建の手術を行うこともあります。後遺症が残ってしまった場合、病院でリハビリを行うことも。

また、顔面神経麻痺の回復を助ける自分でできることがあります。治療を行いながらでもできることなので、チャレンジしてみてください。

・マッサージ

指や手のひらで顔面の皮膚と筋肉をマッサージしましょう。動かなくなってしまった筋肉をほぐすことで、筋肉に刺激を与えて萎縮するのを防ぎます。1日に数回、1回数分のマッサージが効果的です。

・温める

顔面の筋肉が動かなくなると、筋肉の血流が悪くなってしまいます。そのため、タオルを温めて、麻痺している側の顔を温めましょう。

・運動訓練

顔面の動きが戻り始めたら、目を大きく開く、まばたきをする、歯を見せるように口を横に開くなど、自分の顔をゆっくり動かしてみましょう。無理やり力任せに動かすのは良くありません。ゆっくり優しく行いましょう。

顔面神経麻痺の治療には、鍼療法も効果的

顔面神経麻痺の治療には、鍼療法も効果的です。鍼療法を行うことで、顔面周辺の組織の血流を改善し、自然治癒力を引き出す効果があります。自然治癒力を引き出すことで、ウイルスの除去を促し、麻痺の回復が期待できます。

鍼療法に興味がある場合は、顔面神経麻痺の治療実績のある鍼灸院に相談をしてみましょう。

例えば、安藤鍼灸院という顔面神経麻痺の鍼治療を行ってくれる鍼灸院が大阪にあります。

ここは、痛みのない、熱くない鍼療法を行ってくれる鍼灸院です。顔面神経麻痺の治療実績があり、実際に治療を受けた患者さんの声も掲載されています。治療を受けて、どのように改善していったのかも記載されているので、自分の顔面神経麻痺がどのように改善していくのか、イメージを掴むことができますよ。

顔面神経麻痺は誰にでも起こりうる病気です。発症した時は焦らずに落ち着いて病院に行きましょう。鍼療法での改善も見込めますので、オススメです。

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