翌朝早く起きなければならないのに、なかなか寝付くことができない。また夜中に目を覚ましたら、そのまま朝を迎えていた。そんな経験をしたことがある方は少なくないと思います。そんな一度でも辛い経験が、数週間にわたり何度も続けばそれは立派な不眠と言ってもいいでしょう。
そんな辛い不眠の改善法としてまず挙げられるのが、少なくとも就寝の一時間前にはテレビを見るのを止めるということです。もちろんスマートフォンや携帯電話の画面を眺めているのは以ての外。できれば部屋の電気もいつもより薄暗くして、リラックスすることが大切です。またアロマやカフェインの入っていないお茶などで心を落ち着かせるという方法もいいでしょう。寝る前にゆったりとしたマッサージを行うことも効果的です。
それでは夜中に起きてしまった場合はどうすればいいのでしょうか。昔から言われているのは、温かい牛乳やココアを飲むという方法ですね。確かにそれらは身体を温めてくれるので、十分効果的だと思います。けれどそれでも寝付けないという方は、何か一つだけでも眠る前の習慣事を作ってみてはいかがでしょうか。たとえば眠る前に必ずトイレに行く、水を一杯飲む、ストレッチをする。それらを身体に覚えさせることで、パブロフの犬の原理で眠りやすくなるのです。
辛い不眠症に悩まされている方は、一度これらの改善法を試してみてはいかがでしょうか。