体幹という言葉を最近よく聞くと思います。体幹は、胴体部分の筋肉で、人の体をまっすぐ立たせる筋肉です。人の体をまっすぐするには、マッチョになる必要はありません。
体幹、つまりインナーマッスルを鍛えることが重要です。ファッションモデルの方は、マッチョでなくとも背筋がまっすぐです。これはインナーマッスルをトレーニングしているためです。
人の体の胴体部分の構造は2つあり、建物の構造に例えることができます。胴体の上の部分は2×4工法で、下の部分は在来工法です。上の部分はろっ骨という面で支えられているため、だれでもしっかりした構造になっています。
下の部分はろっ骨がなく、インナーマッスルという筋交いで支えています。筋交いに腹筋は関係ありません。筋交いは、胴体下部をまっすぐにすることと、内臓を支える目的があります。女性で、おなかがポッコリしている方は、インナーマッスルの不足状態です。
逆にいうとインナーマッスルをトレーニングしますと、ポッコリおなかを解消し、奇麗なウェストラインが作れます。体全体としても奇麗なラインを作れます。これが体幹をトレーニングした結果です。
インナーマッスルの鍛え方は、雑誌などでも紹介されていますが、間違ったトレーニングをしますと、腰痛になることがあります。歪んだ建物の矯正のように、プロの方と矯正トレーニングするのが、お勧めです。体幹を鍛えて、ポッコリおなかを解消しましょう。